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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「両介、那須野の原狐狩」
両介、那須野の原狐狩 #泰親降雨の法を行う 時は保延三年(1137)9月、播磨守安倍泰親は下野国那須の郷に到着し、領主那須八郎に対面した。 道案内を頼んで修法を行う場を選んでいると、那須野の原の南方に ...
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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「大内に於いて狐狩り稽古犬追う物の権与」
大内に於いて狐狩り稽古犬追う物の権与 #三浦・上総・両介那須野へ発向 悪狐再び 那須八郎が領内の妖怪を神鏡の徳によって鎮めたので、近国・近隣の民は安心した。 八郎は事の顛末を書いた手紙を関白殿下と検非 ...
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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「狐、泰親に化けし八郎を誑かす」
狐、泰親に化けし八郎を誑かす #山鳥の尾を以て化生を知る こうして那須八郎宗重は神鏡の模造品を拝借して、一刻も早く怪異を鎮めて領内に平穏を取り戻そうと急いで都を出発した。 近江路に差し掛かって勢田の橋 ...
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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「狐、人民を傷う」
狐、人民を傷ふ #八郎上京して返事を奏す 悪狐、人民を喰らう 九尾の狐が帝を病気にして国を傾けようとしているとき、きらきらと輝く神国日本はどのようにして魔魅に立ち向かうのだろうか。 忠義に厚い播磨守安 ...
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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「狐、那須野の原に逃げ隠る」
狐、那須野の原に逃げ隠る #那須八郎野干狩 青い幣 朝廷から東国へ「青い幣が落ちている場所には白面金毛九尾の悪狐が隠れているから、見つけ次第すぎに都へ身柄を引き渡せ」との御触れがあった。 ここに関東・ ...
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【現代語訳】『絵本三国妖婦伝』より「安倍泰親、祈祷を修す」
安倍泰親、祈祷を修す #玉藻前帝都を去る 加茂明神の神勅 播磨守安倍泰親はお咎めにあって謹慎の身となっても、帝のお悩みを晴らそうと心を砕き、思いがけず加茂明神の神勅を蒙った。やがて妻の菊園にその言葉を ...
