嫦娥は
神話伝説
『捜神記』より「月の精」
嫦娥は、夫の羿が西王母からもらった不死の仙薬を盗んで月へ逃げようとした。
月へ行く前に有黄に吉凶を占ってもらったところ、吉と出た。
こうして嫦娥は月に住むようになり、ヒキガエルの姿になった。
相関
羿
嫦娥の夫。
弓の名手で、10個の太陽が同時に上って下界の人々を苦しめていたとき、9個の太陽を撃ち落とした。
だが、その太陽は帝俊の息子たちだったので天に戻れなくなってしまった。
参考資料
- 干 宝(著), 竹田 晃 (翻訳) 「捜神記 (東洋文庫0010)」平凡社、1964年
- かみゆ歴史編集部「ゼロからわかる中国神話・伝説 (文庫ぎんが堂) 」イースト・プレス、2020年
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