HOME > 資料室 > 文学 > 資料室 文学現代語訳 続古事談 巻第六(一七七)白居易の詩文『任氏行』 2022年9月5日 内容白居易が遺した詩文集の中に、『任氏行』という詩があった。狐の女が人間に化けて男に出逢い、男に深く愛されてしばらくの間仲睦まじく暮らしていた。ある時、男が狩り場に出かけると言って女を馬に乗せた。すると、男の飼い犬が女の正体は狐だと見破って、女に飛びかかってくい落とした。その話を作った詩文である。「行」というのは謡歌などの形式で、文筆のひとつの姿である。 Post Share Pocket Hatena Pinterest LINE URLコピー