後朱雀天皇時代
長元九年(1036)
4月19日 応和四年の例
長元九年(1036)4月19日丁卯、(前略)右衛門督が申して言ったことには「『応和四年、中宮(藤原安子)が主殿寮において崩御された後、東院に遷し奉った。ところが(文)道光は偏えに東院から吉方を以て御葬所とした。その後、(賀茂)保憲が遷坐の場所及び御葬所について、主殿寮から吉方を取ったと勘文を奉った』という。すぐにあの年の『村上御記』を開いて覽たところ、道光は不覚に行ったという文があった。そうであれば、陰陽師に問うた後、その場所を定めるように」という。(『左経記』)
長暦三年(1039)
10月5日 中原恒盛が鬼気祭を行う
長暦三年(1039)10月5日壬戌、中原恒盛が鬼気祭を行った。(『春記』)
陰陽師たちの活動年表
天皇 | 時期 | リンク |
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継体天皇-嵯峨天皇 | 継体天皇七年(513)-弘仁十一年(820) | |
淳和天皇-醍醐天皇 | 天長三年(826)-延喜二十年(920) | |
醍醐天皇-朱雀天皇 | 延長元年(922)-天慶九年(946) | |
村上天皇 | 天慶九年(946)4月20日-康保四年(967)5月25日 | |
冷泉天皇-花山天皇 | 康保四年(967)5月25日-寛和二年(986)6月23日 | |
一条天皇 | 寛和二年(986)6月23日-寛弘八年(1011)6月13日 | |
三条天皇 | 寛弘八年(1011)6月13日-長和五年(1016)1月29日 | |
後一条天皇 | 長和五年(1016)-長元五年(1032) |
安倍晴明の年表
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参考【完全版】安倍晴明関係の年表についてわかりやすく解説
『小右記』『権記』『御堂関白記』など多数の史料をもとに安倍晴明の陰陽師・天文博士としての活動をご紹介。説話や伝説に見られるような超人的な能力をもつ陰陽師ではなく、一人の官人陰陽師としての晴明の実像が浮 ...
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