福島県の晴明伝説
杉妻稲荷神社
住所 | 〒960-8065 福島県福島市杉妻町5−55 |
杉妻大明神
神亀年間(724~729)、笹木野村に大きな杉の木があったが、「田畑が日陰になる」と訴えがあったので切り倒された。
そのせいで大杉の精は朝廷を祟り、天皇は病気になってしまった。
朝廷は安倍晴明と蘆屋道満を遣わして、天皇の病気平癒を祈祷させた。
晴明と道満は祟りを鎮め、杉の精を神(杉妻大明神)として祀ったという。
羽黒山真浄院
福島稲荷神社
祭神 | 主祭神:豊受比売命 配神:大國主命、言代主命 |
住所 | 〒960-8106 福島県福島市宮町1−29 |
由緒
永延元年(987)、晴明が詔を奉じて奥州へ下向した際、吹島の里(後の福島)を将来有望な地相だと思ってこの地に社を建て、豊受比売大神を総鎮守とした。
さらに、承安元年(1171)には晴明の孫清明が社殿を改築したという。