千葉県の晴明伝説
川口神社
祭神 | 速秋津姫命 |
住所 | 〒288-0001 千葉県銚子市川口町2丁目6378 |
延命姫の恋
花山天皇の御代、晴明がこの地を訪れたとき、垣根長者の娘延命姫が晴明に恋をした。
しかし、父は晴明に延命姫との婚儀を願い出たが、晴明は彼女の顔の醜さを嫌って身を隠す。
姫は失恋し、ついには延命淵(現在の通達坊)に身を投じて砕け散った。
その後、延命姫の歯と櫛だけが流れ着き、歯櫛明神として祀られた。
後に「白紙明神」と呼ばれるようになり、明治三年(1870)に川口神社と名を改めた。