南米異聞帯にはORTがいることが示唆されていて2部の新OPにもORTらしき影が見えますが、そもそもORTとは何なのか、どうやって倒すのか?という考察です。

■ORTが載っている資料→TYPE-MOON Character Material
ORT(オルト)とは
基本コンセプトは"どうしようもない絶望"でRPGで言うならラスボスより強い隠しボス。全長40メートルほどの宇宙生物。
死徒二十七祖の前五位が捕獲を試みましたが、秒殺されました。
その後、ORTは吸血種としての能力があると判明し、そのまま祖として扱われています。
南米に落下した
ORTは西暦以前に南米に落ちた突然変異種です。(だから南米異聞帯にいる)
水星(?)のアルテミット・ワン
タイプ・マアキュリー。
アルテミット・ワンの仲間だと言われていますが、一足先に地球に到着してしまったドジっ子で、実は地球が発信したSOSサインを受け取る最強種ではないともいわれています。
各惑星における最強の一体。
その星すべての生命体を殲滅できるほどの力を持つ。
それぞれタイプ・〇〇(天体名)の名を持つ。
例)タイプ・ヴィーナス(金星)、タイプ・サターン(土星)
自らの死の上でなお生存する生命体に恐怖を覚えた地球が死に際に発した「どうか、いまだ存命する生命種を絶滅させて欲しい」というSOSを星が受信したことで派遣され、生命体を無差別に消去して回っている。
✕ アルティメット・ワン
○ アルテミット・ワン
「自らの死の上でなお生存する生命体に恐怖を覚えた地球」
→ロリンチのマテリアル文「億の年月を生きたこの惑星は、じき臨終する。どうか死にいく星に最後の夢を」と関係ある?
水星に「(?)」が付いている理由
2部5章オリュンポスでORTは「オールトの雲より飛来した」と言われていましたが、
オールトの雲とは彗星を指すので、水星ではなく彗星だと思われます。
しかし「極限の単独種(アルテミット・ワン)」ともいわれています。
彗星のアルテミット・ワン?
▼オールトの雲の説明
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/comet.html
地球上にいる限り弱点はない
ORTは地上のどんな材質よりも硬く、柔らかで、気温差に耐え、鋭い外皮で覆われています。

■ORT:
・硬い
・柔らかい
・気温差に耐える
・鋭い外皮で覆われている
■エリア51の『E案件 特務資料室』(E検体の収容所、地下に作られた機密エリア)の通路
・硬い
・柔らかい
・温かい
・冷たい
地球で戦う限り弱点はないとされています。
地球外の場所なら…?
水晶渓谷
「異星風景の侵略」ともいわれる固有結界に似た特殊能力。
『異星からの来訪者』であるORTがそこにいるだけで、地球がORTの住んでいた環境に変化していきます。
文字通り地球を異星に塗り替える"侵略者"ですが、肝心のORT自身は地球を傷つける気はない、あるいは侵略行為に興味がないようです。
”死の概念”がない
ORTには死の概念がないので直死の魔眼は効かず、物理的に倒すしかありません。
バレルレプリカは対象の寿命に比例して攻撃力を発揮するため、死の概念がない(=寿命がない)ORTには効かないと思われます。
なので

地球上では最強であるORTを冥界に落として山の翁が死の概念を付与すれば良いのでないか?ということなんですが、ORTには前述した「居るだけで地球がORTの住んでいる環境に変化する」特殊能力・水晶渓谷があるため、それがどうなるのか?

オールトの雲→ORTの蜘蛛
捕食能力
ORTは地球の文化を学習することはできませんが、捕食した生物を一部擬態する能力を持ちます。
今までで一番味の濃かった地球の生物は前五位の二十七祖だそうです。
ビーストモード?
ORTには「ビーストモード?」という通常時より蜘蛛っぽい見た目になる姿があります。
このための冠位鯖?
ORTが入れそうな枠は残っていないので、ビーストになったとしても番外になりそうですが…
異星の神(U-オルガマリー)とORT
異星の神は今のビーストⅦの器より強固な器を望んでいます。
その器の候補になっているのがORTです。
ORT vs フォウくんはあるのか

イヌ = プライミッツ・マーダー
クモ = ORT
とはいえ

FGO世界でフォウくんがプライミッツ・マーダーとして覚醒することはおそらくないです。(そもそもORTはヒトではないのでプライミッツが出てきても倒せない)
でも再学習を終えて「相手より強くなる性質を持つ」ビーストⅣとして覚醒したら…?
南米は文明が死に絶えているので人間の競争心も何もないですが、これまでの異聞帯と汎人類史を「比較」してきた蓄積は一応あります。
ビーストⅣの「相手」の範囲にORTが含まれているのかがカギになってくると思います。