FGO2部の新OPに登場する妖精のような少女がケルト神話に登場するエーディンだという説があるので、エーディンとはどんな人なのか?という記事です。


エーディン(エーダイン)はコナハト王アリルの娘で、魔術によって蝶に変えられました。
※FGOでは「コナハト」は「コノート」と表記されています。

エーディンへの求婚
登場人物
・エーディン(エーダイン)…コナハト王の娘
・ミディール…ブリート・レイトの塚の支配者である地下神
・オイングス…ミディールの養子
・アリル…コナハトの王
・ファウナッハ…ミディールの本妻
前世
地下の神でブリート・レイトの塚の支配者であるミディールは国一番の美女と名高いエーディンの噂を聞き、彼女こそミディールの妻にふさわしいと考えた養子オイングスはエーディンを迎えに行きます。
ところが、エーディンの父親であるコナハト王アリルは娘が嫁ぎ先で不幸な目にあった時に報復する力を持っていなかったので、二人の結婚には反対でした。
そこで、アリルはオイングスに対して12の沼を埋め立てて耕地を作り、12の森を切り開いて12の水路を引く事とエーディンと同じ重さの金と銀を要求しました。
するとオイングスは数日でアリルの依頼を達成し、ようやくエーディンとの結婚を取り付けることに成功しました。
こうしてコナハト王アリルの娘エーディンはミディールに求婚され、妻となりました。
しかし、エーディンの美貌に嫉妬したミディールの本妻ファウナッハは魔法の杖でエーディンを打ち、水たまりに変えてしまいました。
水たまりになったエーディンは蒸発して毛虫となり、やがて紫の蝶になりました。
蝶がエーディンだと気づいたミディールは今までと変わらず彼女を愛したので、ファウナッハはますます怒り嵐を起こしてエーディンをオイングスの領土まで吹き飛ばしました。
7年もの間さまよい続けたエーディンは、オイングスの服の上に落ちることでようやく彼の庇護を受けることができるようになりました。
オイングスは魔法でエーディンにかけられた呪いを解こうとしましたが、ファウナッハの嫉妬が強すぎて完全に解くことは出来ませんでした。
こうして、エーディンは夜の間だけ人間の姿に戻れるようになりました。
オイングスとエーディンは次第に惹かれ合っていきますが、なおも怒りが収まらないファウナッハによってエーディンはまたもや嵐に吹き飛ばされてしまいました。
怒ったオイングスはファウナッハの首をはねました。
その後、エーディンはアルスター王エーダルの妻が手にしたワインの杯に落ちてそのまま飲み込まれ、彼らの娘として第二の人生を歩むことになります。
相関図(前世)

転生後
エーディンが最初に誕生してから1012年後、彼女はアイルランド上王エオヒド・アレウ(メイヴの叔父)に娶られました。
この事を知ったミディールはエーディンに接触を試みますが、彼女は夫エオヒドの許しがなければ会えないと拒みました。
ミディールは様々な計略を仕掛けエーディンを奪い取ると、2羽の白鳥に姿を変えて彼女をブリート・レイトに連れて帰りました。怒ったエオヒドはブリート・レイトを探し出し、ミディールに迫ります。
追い詰められたミディールはエオヒドに賭けを持ちかけました。
それは、ミディールが魔術によって作り出したエーディンと瓜二つの50人の女性の中から本物の彼女を当てて連れ出せというものでした。
しかし、この時エオヒドがエーディンだと思って連れて帰ったのはエーディンの娘でした。
相関図(転生後)

外見
- 月のように輝く顔
- 雪のように白い肌
- ジギタリスのように赤い頬
- ヒヤシンスのように青い目
- クワガタのように黒い眉
- 真珠のような歯
- ナナカマドの実の色のような赤い唇
- 祝福された長い腕
- 白くなめらかな太もも
ヒヤシンスのように青い目

ジギタリスのように赤い頬

赤いというよりは、ピンク色の花です。
ナナカマドの実の色のような赤い唇

考察
場所→水たまり(夫の本妻に姿を変えられた時)○
紫の蝶→? 羽はアゲハ蝶っぽい 服が紫かどうか・・・。
明るくしてみた

服の色が紫に見えなくもない…かも?
参考


