ビースト FGO

【5/22更新】ビーストⅤかもしれない■■■の考察〜従順たる葦であれ〜

伏字にしているのは名前を言うと祟られるとかそういう意味ではなく…

■■■(ピー音)について語っていきます!

途中経過
  1. 『愛玩』と関係がある
  2. 神秘の衰退期の存在である
  3. 国家と関係がある
  4. 『無感動』で『慈悲』がカウンターになる
  5. 人間の男性である
  6. 天照大神or九尾の狐or稲荷明神と関係がある
  7. 『復讐』と関係がある

『愛玩』と関係がある

ビーストⅤ全体の理は『愛玩』

ビーストはナンバリングごとに異なる「理」を持ち、オリュンポスで『愛玩』というワードが多用されていたところを見ると、ビーストⅤ全体の理は愛玩と思われる。

ビーストの理
ゲーティア 憐憫
ティアマト 回帰
殺生院キアラ、カーマ/マーラ 快楽/愛欲
キャスパリーグ 比較
??? ???
大淫婦バビロン、黙示録の獣 ???(『繁栄』説がある)
U―オルガマリー ???(『慚愧』説がある)

ゼウスの『愛玩』

異聞帯の王はそれぞれのナンバリングに対応するビーストの理を持っている説に基づくと、ゼウスはビーストⅤの理を持っていることになります。

ゼウスはオリュンポス十二神の戦い『オリュンピアマキア』で敗戦した神々の支配地すべてを自分の管理下に置き、海神ポセイドンも隷属化しました。
また、異聞帯のゼウスは汎人類史のゼウスとは異なり、人類種に世界の行く末を託すというさだめを拒み、すべてを己が采配にて統べると決めていました。
そのため、オリュンポスにいる他の神々にも調整を施しました。
例えばデメテルには神核調整を施し、アフロディーテには彼女の二面性の内の一面を灼きました。
ゼウスは人を支配する神でありながら、神を支配する神でもあったのです。

そして、セファールに対抗するため他の神の機能を統合して全能神となりましたが、その結果として他の神に嫌悪されるようになってしまいました。

また、ゼウスは戦う前にこんなことも言っていました。

『ヒトよ』『悩まず 抗わず 考えず 従順たる葦であれ』『我だけが考えよう』『我だけが苦悩しよう』『おまえたちはただ在り続け』『ただ微笑み』『神への崇敬を捧げるだけでよい』

『愛玩の獣』が番外のビーストの可能性はある?


一方で、オリュンポスで戦った『愛玩の獣』はクラスアイコンが黒く塗りつぶされていた。

ナンバリングが判明しているビーストはクラスアイコンの穴が点滅している

ただ、『愛玩の獣』とのバトル突入前に表示された「人類悪蒐集」の背後にある『愛玩の獣』の目が英数字の「V」に見えるため、ビーストⅤであることの暗喩ともとれる。

ビーストのクラスアイコンが塗りつぶされていたことから『愛玩の獣』は番外のビーストである可能性についてですが、七つの人類悪のいずれかではないかと言われていること、異星の神がビーストⅦとして顕現したことによってビーストⅤ以外の枠はすべて埋まっていることから考えてもビーストⅤである可能性が高いです。

『愛玩の獣』の正体

今はコヤンスカヤと名乗っているが、その正体は大元である玉藻の前が虚数空間に切り捨てた尾の一尾であり、殷(中国)では妲己、天竺(インド)では華陽夫人、そして日本では玉藻前に化けた日本三大化生の一角・白面金毛九尾の狐…と思われる。

『愛玩』は創世記の『ノアの方舟』に由来している

ビーストは創世記のあらすじに対応している説が濃厚であり、ビーストⅠが知恵の実、ビーストⅡが楽園追放、ビーストⅢがアダムとイヴによる生殖、ビーストⅣがカインとアベル、ビーストⅤがノアの方舟、ビーストⅥがバベルの塔、ビーストⅦがアブラハム関連であることが予想される。

ビーストの理と創世記
ゲーティア 憐憫 知恵の実
ティアマト 回帰 楽園追放
殺生院キアラ、カーマ/マーラ 快楽/愛欲 アダムとイヴ
キャスパリーグ 比較 カインとアベル
??? ??? ノアの方舟
大淫婦バビロン、黙示録の獣 ???(『繁栄』説がある) バベルの塔
U―オルガマリー ???(『慚愧』説がある) アブラハム

「人類悪蒐集」とノアの方舟

「蒐集」とは読んで字の如く何かを集めることを意味するが、ビーストⅤに対応するノアの方舟でノアは神の啓示し従い動物を集めて方舟に乗せていた。

また、大洪水が終わった後でノアはカラスと鳩を飛ばしたが、カラスは太陽の化身と考えられていて、天照大神は太陽神である。
一方、日本において鳩は八幡神の神使とされている。

ビーストと創世記の関係

ゲーティア(知恵の実)は創世記をやり直そうとした
ティアマト(楽園追放)の「■から離れ、楽園を去った悪」の■には「母」が入ると思われます
フォウくん(カインとアベル)の別側面・プライミッツマーダーは人類に対して絶対的な殺害権を持つ
異星の神(アブラハム関連?)でアブラハムの出身地はカルデア

『愛玩』と『開拓』を結びつけることはできるのか

各異聞帯はそれぞれのナンバリングに対応する人類悪の理が欠けている(異聞帯の王だけが人類悪の理を持っている)説に基づくと、第五異聞帯であるギリシャは『愛玩』の理が欠けていたことになります。

しかし、その一方で『開拓』あるいは未来を切り開くような意味の何かが欠けているような描写もありました。

一方で、コヤンスカヤは既存の伝承にされない”新しい九尾”になることを目指していました。

「神秘の衰退期」の存在である

だいぶ前のFGOインタビューで「ビーストを出すなら神代の終わりの話にしよう」という話があったがこれまでに判明したビーストのほとんどは神代の終わりあるいは神秘の衰退期にいた存在である。

事件簿マテリアル本では「神代はソロモン王の死までとする」とあり(ゲーティア)、バビロニアは「魔術の世界にとっては研究対象として興味深い神代の末期」であり、人間が神と袂を分かった最初の時代とされている(ティアマト)。

西暦が始まると同時に神代は終焉を迎え、その後500年程度はブリテン島に神秘が残っていたが、それもアーサー王の死とともに人間の世界に書き換えられていった(キャスパリーグ)。
ブリテン島のほかに西暦後も神秘が残っていた島国もあったが、それも西暦1000年頃には消失したとされている(白面金毛九尾の狐)。

また、ロムルス曰くローマとは「浪漫であり―神代より卒業し、人として人を愛する心を得た、人間的なるもの、その全ての象徴」である(大淫婦バビロン、黙示録の獣)。

そして、西暦2015年は魔術がまだ成立していた最後の時代である(U―オルガマリー)。

地獄界曼荼羅で平安京が「かのブリテン島と同じく、色濃き神秘の数々が太古の如く跳梁跋扈していた」ことや白面金毛九尾の狐がいた時代が12世紀頃であることを踏まえると、日本における神秘の衰退期は平安時代末期ではないかと推測される。

参考ビーストは神代の終わりに現れるのか大検証!

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Ⅰ〜Ⅳの獣で「徹底して神秘を暴き征服せずにはいられない獣性」に該当するものはいなかったので、おそらくⅤ〜Ⅶのどれかがこれに該当するのではないかと思いますが、例えば国家を造る・管理する(愛玩・庇護する?)上での開拓、国家を繁栄させるための開拓ならこれに当てはまるのではないかと思われます。
ビーストに神代の終わりの存在が多いことを踏まえると、神秘の残滓を消し去り人の時代を作る……とかですかね。

『愛玩』をもつとどうなる!?

オリュンポスから考えるに、自分以外の人類が自らの意志で考えることをせず、ただ従うだけの存在になるわけですから、逆に言えば自分に逆らったり勝手な行動をされることがない、ということです。

弱い人類を愛する⇔強い人類を愛する!?

アトランティスの民は投与されたナノマシン、テオス・クリノロミアによって数百年を生き、病気にもならない体を手に入れました。

オリュンポスの民もまた定期的に摂取するアンブロシア、生体維持用のデメテル・クリノロミアによって病気にならない体と擬似的な不死を手に入れました。

一方で、ゼウスは人類を「小さきもの」と呼び、「従順たる葦であれ」と自分より弱いものとして、自分を崇拝し従うものとして扱っていました。

つまり、ギリシャ異聞帯は人間に屈強であってほしいと願っている一方で、神々の上に立ってはいけない(神々より強くあってはならない)という二つの願いがあったのではないかと思われます。
なので、ビーストⅤのLRは「強い人類を愛する」(屈強な異聞帯住民)獣と「弱い人類を愛する」(庇護する対象)獣に分かれているのではないかと考えられます。

「弱者を追い詰め、あざ笑い、踏みにじるのは人類愛の一環」「自分より弱い者は獲って喰う」といわれたこと、始皇帝を「理想の人間」「人の頂点に立った」と認めていたことから考えると、コヤンは「強い人類を愛する」方と思われます。

『国家』と関係がある

ビーストⅢもまたLRで対になっていますが、マテリアル本曰くそのビジュアルコンセプトは『女の地獄』でした。
キアラが『巨大なひとりの女(あるいは巨大な母性)』なのに対し、カーマは『膨大なひとりの少女(あるいは膨大な少女性)』……ということでした。

ビーストⅤは玉藻が傾国の側面をもつことから考えると、ビーストⅤは「国家」とか「支配」がテーマになるのではないかと考えています。

EXTELLAの言及(蘭詞編)

  • 「どちらも支配と王権で染まった反英雄。それは傲慢な女王としての在り方に他ならない。」
  • 「誰かを苦しめる美しさ。誰かを傷付ける奔放さ。国を盗り、統べて、喰らうモノ―」
  • 「支配者とは冷血、無慈悲、無関心を通せるもの」

『無感動』で、『慈悲』がカウンターになる

英霊召喚の「王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ閉じよ」がセフィロトの樹の構造と一致すること、ビーストが英霊召喚の元になった人類の自滅機構と安全装置と言われていることから考えても英霊召喚がセフィロトの樹、ビーストがクリフォトの樹に対応していると考えられます。

ビーストはクリフォトの樹を上下左右反転させたものに対応していて、セフィロトの樹で各ビーストに対応しているものがそのビーストに対するカウンターとなっていると思われる。
ビーストⅤ/Rが『無感動』で対応するセフィロトが『慈悲』、ビーストV/Lが『残酷』で対応するセフィロトが『峻厳』になる。

コヤンスカヤはビーストⅤ/L?

コヤンスカヤはアフロディーテに「残酷、という意味でなら気が合いそう」と言ったり、ホームズから「残酷で残忍、悪趣味かつ退廃趣味」と評されていることから、ビーストⅤ/Lの方ではないかと思われる。

ビーストⅤ/Rの『無感動』とは

ゼウスはオリュンポスの民を守るために自身のプログラムを変更し、神として振る舞うと決めた。
そして、自分だけが選択し、自分だけが領分を越えてしまったとも……。
なので、「与えられた役割のまま生きる」というのがクリフォトでいう『無感動』にあたるのではないかと考えています。

また、ビーストⅤ共通のテーマが国家や管理関連である可能性が高いことから、1部の第”五”特異点のクーフーリンオルタの在り方がヒントになってくるのではないかと考えています。

  • 王になったことで愉悦を感じられなくなった訳ではなく、王になったことで、愉悦を封じた
  • 自らを檻に閉じ込め、代わりに”王”という機構に体を譲り渡す
  • 愉悦を感じないが故に自動的、機械的に戦える。そうしなければ、王であり続けられない
  • 己の人間らしさを全て投げ棄て、ただ目的のために邁進した
  • 国家を成立させるための機構で、敵対する者を殺戮する武器に徹する
  • 国を統べる気がないくせに、国を作ることだけに専心する

理の方向性

ビーストⅢはRが「すべての愛を受け入れる」獣で、Lが「すべてに愛を与える」獣でした。
しかし、カーマは「『自分に全ての愛を向けさせる』キアラとは方向性が真逆な、しかし同じ愛欲の、『自分が全てに愛を与える―即ち、全ての(本来、愛しい人に向けられる)愛を奪う』獣の幼体」でもありました。
つまり、ビーストⅢは一見すると方向性が真逆のようでいて、実はどちらも「愛を奪う」性質を持つ獣だったのです。

未登場のビーストⅥについてはまだわかりませんが、コヤンは大元が白面金毛九尾の狐というだけあった、「国を滅ぼすことしかできない」といわれていました。

ビーストⅢの例に倣って考えるならば、対になる獣は「国を興す」獣ではないかと考えられますが、その本質は同じ「国を滅ぼす獣」ではないかと考えています。(どちらも重すぎる愛で人類を滅ぼしてしまうとか)

また、Ⅲ、Ⅴとともに対の概念があるビーストⅥもネロが「民に愛され、民に愛することを許され、望まれ、そう在るのはただ独り」と言っていることや、黙示録の獣が獣の刻印を与えることから、ビーストⅥも「愛を受け入れる」獣と「愛を与える」獣に分かれているのではないかと思われます。

人間の男性である

CCCコラボでBBが「ビーストのうち何体かには『対』の概念がある」と言っていましたが、クリフォトの樹から考えるとビーストⅢ、Ⅴ、Ⅵに『対』の概念があります。
実際にⅢとⅥには『対』の概念が存在してRとLがいることから、Ⅴにも『対』の概念が存在すると思われます。

リンボがビーストじゃないとなるとコヤンと対にできる獣なんかもういないんじゃないか、クリフォトの樹はミスリードなのでは?となるかもしれませんが、オリュンポスでコヤンスカヤと相対した時、ホームズはコヤンがビーストであることを指摘しつつ、『驚異』としての規模は『異星の神』の方が上のようだと言っていました。

クリフォトの樹を見ればわかるようにビーストⅦである異星の神は対の概念を持ちません。
しかしビーストⅤはLRに分かれているため「半身」でしかなく、一体では不完全な存在です。
『驚異』としての規模は『異星の神』の方が上というのは、半身で不完全であるコヤンよりも一体で完結している異星の神のほうが強い、ということなのではないかと考えています。

『対』の概念を持つビーストの左右・陰陽

次に、『対』の概念を持つビーストの左右・陰陽がどのようになっているかについてです。
ビーストⅢはキアラが人間の女性、カーマは依代を桜としていますが元々は男性神です。
ビーストⅥは大淫婦バビロンが女性でネロの別側面だろうから人間、黙示録の獣はBBのスキル『支配の錫杖』によると女性原理に対応する男性原理であるということになっています。また、黙示録の獣は獣なので人間ではない、人外という括りになります。

ビーストⅢは女性と男性の組み合わせで、ビーストⅥも女性と男性の組み合わせとなっています。
よって、『対』の概念を持つ獣の「陰陽」とは性別的な意味を持つのではないかと考えられます。
また、どちらも人間と人外(神と獣)の組み合わせになっています。
コヤンスカヤの正体は妖怪であり神でもあるため、対になるビーストは人間の男性ではないかと考えられます。

天照大神or九尾の狐or稲荷明神と関係がある

『対の概念』をもつビーストは「半身」とも言われているが、ビーストⅤのほかに対の概念をもつⅢとⅥはそれぞれ共通した性質をもっています。
このことから、ビーストⅤもLRで共通した性質を持っている可能性があります。

ビーストⅢの場合

ビーストⅢ/Rのキアラが頭に生やしている角は魔羅(マーラ)の角で、マスターへの態度は仏敵マーラのそれとも書かれている。

また、ビーストⅢ/Lのカーマの別側面はマーラだとされており、カーマ/マーラとして一括りに語られることもある。
ちなみに、カーマのプロフィールには「魔羅」が「マーラ」を意味することも書かれている。

そして、通常のカーマはカーマ/マーラの割合が6:4だが、その比率がマーラに大きく寄った時にビーストとして覚醒する。
つまり、キアラもカーマもマーラとしての性質を持っているということになるわけである。

ビーストⅥの場合

ビーストⅥ/Rの大淫婦バビロンはローマ皇帝ネロと同一視される。

一方、ビーストⅥ/Lの黙示録の獣はローマ帝国の権力の象徴だといわれている。
これは、『ヨハネの黙示録』が執筆された時代のキリスト教徒にとっての最大の敵がローマ帝国だったからです。
黙示録の獣は七つの頭を持ちますが、これは『ヨハネの黙示録』が執筆されるドミティアヌス帝政末期(81〜96)までに在位していた七人のローマ皇帝、あるいはローマを象徴する七つの丘を表しています。
七人の皇帝は諸説ありますが、一般的にはカエサル、アウグストゥス、ティベリウス、カリギュラ、クラウディウス、ネロ、ガルバとされています。
また、七つの丘はカピトリウム、パラティウム、アウェンティヌス、エスクイリヌス、カエリウス、クイリナリス、ウィミナリスであるとされています。

そして、『黙示録』では黙示録の獣に大淫婦バビロンが跨った状態で登場します。
(メガテンでは”マザーハーロット”とも呼ばれる)
つまり、大淫婦バビロンも黙示録の獣もローマあるいはネロの性質を持っています。

ビーストⅤの場合

元来”玉藻の前”は巷間に九尾の狐といわれるが、厳密には野干(ジャッカル)であり、本来は「アマテラス(垂迹)=(本地)大日如来(法身)=(報身)ダキニ天」として崇拝された稲荷明神……宇迦之御魂神であると考えられる。

Fate/EXTRA MOONLOG:TYPEWRITER Ⅱ より

野干とは中国文献や仏典に見られる狐で、ジャッカルは狼の一種とも言われます。
しかし、昔の日本には狐がいなかったので姿形が似ている狐を野干(ジャッカル)としました。
オリュンポスでコヤンスカヤがアフロディーテから”リュカオンもどき”と呼ばれていたのも、これが由来だと思われます。

リュカオン

ギリシャ神話に登場するアルカディアの王。民を苦しめる暴君であったため、ゼウスによって狼に姿を変えられた。

ところで、extraのマトリクスには「『源平盛衰記』には、平清盛がこのダキニ天の力を用いた修法によって権力を握った伝承もある」と描かれています。

また、玉藻前のモデルだという説がある美福門院得子は保元・平治の乱に関わった人物であり、この戦を契機に清盛が勢力を伸ばしました。

ここで、じゃあわざわざマトリクスに清盛の名前があるのは玉藻(正確にはコヤン)と対になるビーストだという伏線なのでは!?ビーストⅤは平清盛だ!とするのは簡単です。
……が、ダキニ天は仏教の神なのでビーストⅢの出典と思われるインド神話(仏教)と重複してしまいます。
ビーストの出典はⅠが旧約聖書、Ⅱがメソポタミア神話、Ⅲがインド神話、Ⅳがアーサー王伝説、Ⅵが新約聖書、Ⅶは…オリジナル?なので、各ナンバリングのビーストで出典は異なります。
コヤンスカヤの大元である玉藻は「アマテラス(垂迹)=(本地)大日如来(法身)=(報身)ダキニ天」として崇拝された稲荷明神……宇迦之御魂神である」ため、ビーストⅤの出典は日本神話で天照大神または宇迦之御魂神が鍵になってくるのではないかと思います。

ということは、対になるビーストは天照大神もしくは宇迦之御魂神と関係がなければいけないことになります。

千年狐狸精〜狐と狸の対比〜

↓のように狐と狸は何かと対存在として描かれることが多いですが

しかし、「狐と狸の化かし合い」という言葉に代表されるように、狐と狸は何かと対立する存在として描かれます。

狐と狸が……

殺し合う……?

概念礼装『百鬼夜行』から考えるビーストⅤ

CBC2021の概念礼装『百鬼夜行』は(多分)日本三大妖怪の狐(白面金毛九尾の狐)・鬼(酒天童子)・天狗(崇徳上皇)がモデルになっていると思われます。

鬼→鬼の副長、烏天狗→カラスはアーサー王の化身に由来すると考えられる一方で、渡辺綱と狐にはこれといった逸話がありません。

『水天の徒』と『水天日光天照八野鎮石』で「水天」繋がり…と言っても鬼の副長やカラスがアーサー王の化身に比べるとちょっと弱いというか、少なくとも見た瞬間そうと分かるものではありません。

しかし……!

『復讐』と関係がある

ビーストと七つの大罪

七つの大罪(原罪)は全部キリストが持ち去ったともいわれていますが、七つの大罪も人類悪もそれぞれ7つであることから考えると、人類悪の理は七つの大罪の亜種的な存在ではないかと考えています。

ビーストと七つの大罪
ゲーティア 傲慢 人が人を哀れみ失望するという驕り(マテリアル)
ティアマト 怠惰 子供を産み育てるだけが存在意義(マテリアル)
殺生院キアラ、カーマ/マーラ 色欲 『快楽/愛欲』と意味が似ている
キャスパリーグ 嫉妬 『比較』と意味が似ている
??? 憤怒 後述
大淫婦バビロン、黙示録の獣 暴食 暴食はローマの罪(監獄塔イベより)
U―オルガマリー 強欲 後述

ビーストと監獄塔イベ

監獄塔イベの七つの大罪はクリプターに対応しているというのは有名な説ですが、その一方で「裁きの間」に現れるサーヴァントはビーストの暗喩なのではないか?という説です。

参考【最新版】監獄塔イベに登場する鯖はビーストに対応している説

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大前提として、七つの大罪はビーストの理とは異なるもので直接的な関係はありませんが、クリフォトの樹や創世記と同じように(水面下で)七つの大罪もビーストに対応している、というのが個人的な考えです。

『嫉妬』の大罪とビーストⅣ

『嫉妬』の大罪を司るファントム:美しき声を求め、醜きもののすべてを憎み、嫉妬の罪を以てお前を殺す化け物であり、醜き殺人者

ビーストⅣ(キャスパリーグ):マーリンに「美しいものに触れてきなさい」と塔を追い出され、プライミッツ・マーダー(霊長の殺人者)としての側面をもつ

『色欲』の大罪とビーストⅢ

『色欲』の大罪を司るフェルグス:女を独占しようとした

ビーストⅢ(殺生院キアラ、カーマ/マーラ):どちらもその本質は「すべての愛を奪う」獣

『怠惰』の大罪とビーストⅡ

『怠惰』の大罪を司るジル・ド・レェ:魂の咀嚼方法を知っている

ビーストⅡ(ティアマト):塩基契約(アミノギアス)

『憤怒』の大罪とビーストⅤ

『憤怒』の大罪を司るジャンヌと巌窟王:人間に裏切られた者と復讐を選んだ者

ビーストⅤ(コヤンスカヤ、???):金色白面曰く大本の玉藻は人間に裏切られ邪悪に変成した

対になる獣は、復讐と関係がある?

『暴食』の大罪とビーストⅥ

『暴食』の大罪を司るカリギュラ:ネロについて語り、美しき獣(フォウくん)が反応

ビーストⅥ(大淫婦バビロン、黙示録の獣):どちらもネロと同一視される

『強欲』の大罪とビーストⅦ

『強欲』の大罪を司る天草:悪たる世界に立ち向かおうとした

ビーストⅦ(U―オルガマリー):この惑星の邪悪を廃し、正すために顕れた

『傲慢』の大罪とビーストⅠ

『傲慢』の大罪を司るナイチンゲール:ナイチンゲールの周りに集まってきた死霊たちが「怨念なき死霊」と呼ばれる

ビーストⅠ(ゲーティア):巌窟王から「怨念を持たぬ者」といわれている

参考資料

書籍

  • 久保田 悠羅「ドラゴン (Truth In Fantasy)」新紀元社、2002年
  • この記事を書いた人

やみみん

FGOの考察ブログです。 妄想9割、真面目な考察が1割なので基本当たりません。 Twitter→ @yamimiin

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