ビーストⅤの正体に迫る!

2部5章

クリフォトによると対の概念が存在するビーストⅤのうち一人はコヤンスカヤでほぼ確定ですが、もう一方のビーストがまだ明らかになっていないので考察していきます。

クリフォトが『無感動』または『残酷』

ビーストⅤ/Rが『無感動』で、特攻となるセフィロトが『慈悲』
ビーストⅤ/Lが『残酷』で、特攻となるセフィロトが『峻厳』です。

 七つの大罪で『憤怒』に対応していて、『復讐』と関係がある

監獄塔イベントで『裁きの間』に現れるサーヴァントがビーストを暗喩しているのであれば、ビーストⅤは『憤怒』を担当している。
下の記事より、「主に裏切られた者」がコヤンスカヤのことなので、対になるビーストは『復讐』と関係がある人物ではないかと思われる。

宇迦之御魂と関係がある

ビーストにはそれぞれメソポタミア神話、アーサー王伝説などの『出典』があるが、そのうビーストⅢ(殺生院キアラとカーマ/マーラ)が仏教でインド神話、ビーストⅥ(大淫婦バビロンと黙示録の獣)がキリスト教で新約聖書で共通の出典を持っている。
ということは、ビーストⅤもLRで共通の出典があるのではないかと考える。
コヤンスカヤの大本である玉藻前の大本は天照大神である。
この天照大神の一側面が擬神化したものが白面金毛九尾の狐で、自らを人類悪と称している。

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つまり、大本の天照が人類悪、というよりは一側面である白面金毛九尾の狐が人類悪である可能性もあるのだ。
また、型月において玉藻前は宇迦之御魂(ウカノミタマ)と同一視されるという設定もあるため、「天照の一側面が白面金毛=ウカノミタマである」と考えることもできる。
ウカノミタマは日本神話の神だから、ビーストⅤの出典は日本神話になる。
(人類悪が天照の場合でも日本神話となる)
そして、ビーストⅢが摩羅の角を持つキアラとマーラ(ビーストⅢ/Lのマテリアルより、カーマとマーラの比率が大きくマーラに傾いた時ビーストになると書いてある)の『マーラ』で、ビーストⅥで大淫婦バビロンが黙示録の獣に跨ることによって『マザーハーロット』になることから、ビーストの中で対になっているものは元々は一体の獣だったとも考えられる。

つまり、白面金毛と対になっているビーストもウカノミタマと関係している可能性があるのだ。

 奉仕「される」性質を持つ

ビーストⅢ/Rが「ただ一人の人間となり愛を『受け入れる』獣」でビーストⅢ/Lが「すべてに愛を『与える』獣」で「R(右)」には「Rapture(随喜)」という意味が、「L(左)」には「Lapse(堕落)」という意味がある。
また、ビーストⅥ/Rの大淫婦バビロンと同一視されるネロは「民の愛を『受け入れる』皇帝」であり、ビーストⅥ/Lの黙示録の獣は人間に堕落の数字を『与える』獣だ。
このことから、対になっているビーストの「R」は受け入れる側で、「L」は与える側と考えることができる。


白面金毛は「奉仕する=(愛を与える)」訳だから、対のビーストは「奉仕される(=愛を受け入れる)」者ではないかと考えられる。

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また、異聞帯は「異聞帯の王だけが人類悪の理を持つ世界」だと考えているが、LB5において、アトランティスの住民はオリュンポスの兵士となり神々に「奉仕する」ことを望んでいる。

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ちなみに、アトランティスの住民は何らかの”不具合(バグ)”があったのでオリュンポスから追放されたというが、この”不具合”がどのようなものだったのかは現時点で詳細はわかっていない。

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だが、”「不具合のある人間」を追放する”という神の在り方は、弱い人間を踏みにじるコヤンスカヤと共通する点がある。
LB3で始皇帝が”ただ独りの人(ビーストⅢ/R)”として”万人を愛し導く(ビーストⅢ/L)”ように、異聞帯の王(ゼウス)が「弱い人間を排除する」ほかにビーストⅤの片割れとなる者の性質を持っているのだ。

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アトランティスにおいてゼウスは未登場のため詳細はわかっていないが、アルテミスやポセイドンを見るとわかるように、少なくともギリシャの神々は”ロボ”であることは明らかになっている。

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ロボである神々に感情はなく、故に”愛”が致命傷となる。(アルテミス→オリオン、ポセイドン→ドレイク)

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この神々の在り方は、クリフォトの『無感動』に似ている。
クリフォトの『無感動』に対して特攻となるセフィロトも愛のようなもの…『慈悲』である。
つまり、ゼウスは人間から奉仕されながらも、機械的・無感動に王として君臨し続けているのではないかと考える。
「無感動な王」で思い出したが、1部5章のクーフーリン・オルタの在り方はまさに「無感動な王」だ。
奇しくも、ビーストⅤやLB5と同じナンバリングの1部「5」章である。

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ある意味ではゼウスも、『王という”機構(システム)”』なのだ。
2部の異聞帯が人類悪と関連付けられるのであれば、1部の特異点も人類悪と何らかの関わりを持っている可能性がある。

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”7つの人類悪”に対して”7つの特異点”と”7つの異聞帯”かもしれないのだ。
ジャンヌに憐憫を抱いたジル・ド・レェ、交流と直流を比較するニコラ・テスラのように特異点のボスが人類悪の理を表しているのなら、第5特異点のボスはメイヴがコヤンスカヤに、クーフーリン・オルタが対のビーストを表しているのではないかと考える。

『神代の終わり』の存在である

FGO1部のインタビューの際、「ビーストを出すなら神代の終わりの話にしよう」という話があった。

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上のインタビューからわかる通り、ソロモンは神代の終わりの存在である。
また、ティアマトも「Childhood’s End(幼年期の終わり)」と言われることから神代との訣別、すなわち神代の終わりの女神である。

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ローマも”神代の終わり”なのだ。

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このように、「より良い未来(人代)を願う祈りが今ある世界(神代)を壊した」ということなのでないだろうか。

では、ビーストⅤの出典が日本神話だとすれば、日本の神代の終わりはいつなのか調べる必要がある。

日本で神秘が消失したのは、西暦1000頃だといわれている。

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日本の西暦1000年頃=平安時代

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白面金毛が化けた玉藻前も平安時代に出現している。
ということは、対になるビーストも平安時代の出身かもしれないのだ。

『国を滅ぼす』⇔『国を興す』

コヤンスカヤ(白面金毛)は「国を滅ぼすことしかできない」といわれ、実際に伝承に置いても中国、インドと数々の王朝を滅ぼしてきた。(日本では未遂に終わっている)

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ビーストのLRは左右、陰陽の”対の概念”なので、「国を滅ぼした獣」と「国を興した獣」で対になっているのではないかと考える。

まとめると、ビーストⅤでコヤンスカヤと対になっている獣は、平安時代の存在で、『復讐』、ウカノミタマと関わりがあり、国を興し無感動な王として君臨する獣ということになる。

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